お読みの皆様は年賀状はいかがされていますか?この数年、この時期になると、「次回を最後に年賀状での新年のご挨拶を控えさせていただきます」とか、次回から送りません…、LINEやSNSでの配信or投稿、ホームページ上でのご挨拶をもって新年のご挨拶とさせていただきます。などのそれこそSNSなどを目にすることが増えてきたように思います。
弊社が発送する年賀状の枚数は、2022年用で約800枚くらいです。金額に換算すると50,000円くらい。社内の複合機で印刷していますので、フルカラー印刷としてもまぁしれてる金額です。時節柄の楽しみみたいな部分もあるので、それほど負担に思うことは無いのですが、こと効率とか、リアルなコストなどを考えると、このまま続けることがはたして会社にとって良いことなのか?とほんのちょっと考えます。
そもそも年賀状文化は、日本に郵便制度が導入された明治以降の文化で、比較的新しいと言って良いと思います。韓国、中国、台湾に似たような風習が見られ、ワタシが20代前半にオーストラリアに住んでいた頃は新年のあいさつよりもクリスマスを祝うことの方が大きなイベントで、「Merry X’mas & Happy New Year」などのグリーティングカードをよく目にし、クリスマス休暇は聞きましたが、年末年始休みなんて聞きませんでした。キリスト教の国らしいなぁ…、と思ったものです。
話を戻して年賀状の起こりは明治以降ですが、日本には古く奈良時代から年始のあいさつ回りは行われていたそうで、平安時代の貴族・公家社会頃よりさらにその風習が広まり、挨拶が直接行えないような遠方などの人への年始回りに代わるものとして、文書による年始挨拶が行われるようになったそうです。武家社会の時代においても文書による年始挨拶が一般化し、非武家社会においても口頭の代用として簡易書簡を用いることが年始挨拶に限らず一般的になり、公的郵便手段の飛脚や使用人を使った私的手段により年始挨拶の文書が運ばれるようになったそうです。
ちなみに、❝年賀はがき❞≒お年玉付き郵便はがき、が発売されたのは、1949年(昭和24年)で、官製はがきとしては初めての年賀はがきとなりました。これが大きな話題を呼び大ヒットし、これを機に年賀状の取扱量は急激に伸びていったそうです。なので、現在のような年賀状のやり取りは戦後に始まった風習文化と言えますね。
弊社も今回で約800枚。数年後には1,000枚くらいに達しそうです。正直、過去にも続けるかどうか考えたことがあります。届いた年の12月31日までに年賀状持参でご来店&お申し込みのお客様へは粗品を進呈しています。もちろん、毎年弊社をご利用くださっているお客様ばかりなので、十分すぎるほどコスト回収はできています。なにより、そもそもアナログな店頭カウンターにこだわってる弊社が、アナログな年賀状を「辞める」って言えるか???との思いに至り、今後も継続することを決めました。いつ終了の日の目を見れるかわからないコロナ禍ですので、来年の年末には、「年賀状は今回でor前回で…」となるかも知れませんが(笑)
引き続き2022年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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