弊社店頭に陳列する主催旅行商品のパンフレットは、JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト。この3社の商品でほぼ100%です。まれに東武トップツアーを並べるくらいです。その中でも弊社では1番バッターとしてJTB商品をお客様の命に付くところを陳列することを心掛けています。当ブログでも基本的にJTBパンフレットを資料として引用ささていただいていることが多いです。大きな理由が2つありまして・・・
①❝JTBにしかない❞が多い。
基本的な商品の内容はJTBと他社はそれほどそん色はありませんが、JTBでは高層階確約とか、JTBでしか上級カテゴリー客室の予約が取れないなどが実際にあります。よく「JTBは高い」とイメージされてるお客様も多いのですが、「まったく同じプラン」で比較すると、そのイメージはほぼ誤解だと思います。逆に安いとも言いませんし、JTBが強い宿、日本旅行が強い宿、近ツーが強い宿などありますので、価格差にはそれなりに理由があります。
②商品の企画力がずば抜けてる!
各旅行会社さんごとに見方は違うと思いますが、「さすがJTB」と思える商品が多いように思います。そういう先入観を持って見ているからかも知れませんが、他社に比べて面白い企画を提案してくれていると思います。
と、いうことで今日のご紹介はJTBの新しい国内商品のご紹介です。四国4県の周遊に注視して提案できる商品です。関西からは道後温泉や高知市くらいまでの日程プランでご1泊で行かれるお客様は、少なからずいらっしゃいますが・・・
4~5ページのように、「大洲(オオズ)へ行きましょう」のような提案は、一般の店頭ではできないんじゃないでしょうか?しかも観光列車を最初から組み入れた提案は、なかなかレベル高いです。なぜなら、そこまで店頭スタッフ、鉄道好き少ないからです・・・。旅行好き=鉄道好き、とまでは直結しませんので、お客様がご存じでリクエストされない限りはなかなか提案はできないと思います。
大洲は「小京都」とは称せられる城下町で、現在の天守閣は平成に入って復元されたものではありますが、戦国時代のぶしょうとして名高い、小早川隆景や藤堂高虎も造営に携わった名城です。と言っても、と言ってもなかなか行かないですよね???
また、6~7ページのように、❝秘境❞と呼ばれる祖谷渓谷の❝秘湯❞と称される祖谷温泉にあえて泊まる周遊プラン。最寄りに特急停車駅は有れど、現地までのアクセスに少々難があるので、レンタカーでもイイのですが、車が無いとなかなかご提案できない大歩危・小歩危散策・・・、しかも両プランともコロナ禍で利用者が激減したと言われるJR四国を含む現地の交通機関をあえて利用するプランを提案してくれているところがさすがJTBは懐が広いと思います。
JTBは新しい旅行申し込みのスタイルとして、「マイスタイル」という、インターネット商品並みにバラエティーに富んだ旅行パーツを組み合わせることができる商品を今季から注力して販売しています。詳しくはコチラをご参照ください。
JR利用の大きなメリットは、今まで企画商品用のJR切符は、一般的な店頭発券ができない特別な切符なので、発券元から定期的なスケジュールにそって郵送してもらう必要がありました。なので、最低でも申し込みからご出発まで、一週間程度の余裕が必要だったのですが、このスタイルになって下の図と写真のようにQRコードを読み取らせることで切符を引き取ることができます。
きっぷの受取方法
JR緑の券売機プラス設置駅で
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予約した切符のお受け取りをタッチ
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旅行会社で予約されたきっぷの受取をタッチ
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店頭で受け取ったQRコードを読み取らせる
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すると往復で必要な切符を受け取ることができます。メチャクチャ簡単です!
※注)①当日は不測の事態で受け取りに時間を要することがあるので、前日までにお受け取りされる方が良いと思います。
②最寄にJR駅が無い、みどりの券売機プラス設置駅が近くに無い、などの理由で特急乗車駅にてお受け取りの場合は①以上に時間に余裕をもって駅までお越しください。
端的にまとめて言うと、ネット商品と同じような旅行商品を、店頭でプロの旅行会社スタッフと相談しながら申し込める!という画期的な商品です。JTB以外の主催会社も徐々にこのスタイルになっていく傾向にありますので、他社に先んじて・・・、というところもさすがJTB と思うところではあります。
8~10ページにモデルコースが掲載されていますので、11~13ページの宿泊施設の中からご希望のお宿をピックアップして、係員へお伝えいただきましたらお見積りさせていただきますので、お気軽にご相談&お問い合わせください!