チョット前の当ブログで、Goto=二階批判は的外れ?的なこと書きましたが、いつも知るのは業界のネット情報サイトからですが、官報で毎月発表されるんです。旅行業の事業廃止件数・・・。
発表月 | 日本旅行業協会 | 全国旅行業協会 |
20年10月 | 8社 | 24社 |
20年11月 | 5社 | 23社 |
20年12月 | 4社 | 16社 |
21年1月 | 8社 | 24社 |
21年2月 | 9社 | 27社 |
21年3月 | 7社 | 27社 |
21年4月 | 13社 | 47社 |
21年5月 | 14社 | 38社 |
21年6月 | 6社 | 22社 |
合計 | 74社 | 248社 |
全国旅行業協会加盟旅行社の廃業件数は日本旅行業協会加盟旅行社の3倍以上!
二階さんの全国旅行業協会は、Gotoトラベル事務局の端っこに名前連ねてるだけで、Gotoトラベル事務局は❝日本旅行業協会・全国旅行業協会・日本観光振興協会・JTB・KNT‐CTホールディングス・日本旅行 ・東武トップツアーズ❞、4企業3協会の共同事業体で事務局のテイを成しています。
下の図と上の表を見ていただいたら、事務局の主な企業は大企業ばかりなので、苦しい現状には察しがつきますが、なんとなくGotoトラベルを再開しない理由を邪推したくなりますね。
Gotoトラベル事務局各組織を書いたらこんな感じ。
日本旅行業協会
会長 トップツアーズさん
⇓会員⇓
JTB(正会員)
日本旅行(正会員)
KNT(正会員)
トップツアーズ(正会員)
じゃらん(協力会員)
楽天トラベル(正会員)
などいわゆる大手旅行社
⇩
会社が大きいので、甚大な影響でも国や銀行は助けてくれる?
全国旅行業協会
会長 二階さん
⇓会員⇓
日本中の中小零細旅行社
←の関連企業が加盟していることはあります。
⇩
洒落にならない状況
⇩
会社が小さいので金融機関から追加融資も受けれない、国も業界支援無。
日本観光振興協会
会長 一般企業さん
⇓会員⇓
日本中の観光協会など
当社も塾事業に事業を拡げたおかげで、なんとかGoto再開までなんとかなりそうですが、志半ばで事業廃止を選択された事業主さんの心中を察すると、「一生懸命頑張ってきたのに…」と、すごく悔しい気持ちでいっぱいなんだろうなって思います。ですが、❝会社を守る❞気持ちだけではどうにもできない現実が目の前に立ちふさがったときに、「経営者は何をすべきか?」と本当に考えさせられます。弊社はたまたま以前から空きスペースの活用を模索する中で塾事業に行きつくことができましたが、空きスペースが無かったら?コロナ禍が起こらなかったら?遅かれ早かれだったかな?と思わずにはいられません。
経営者たるもの会社の大きい小さいは関係なく、何が正解かかなんか経常利益が毎年1億円以上くらいの企業になってでも、明日をも知れぬ会社経営、現状に満足することなくアンテナを張り続けることが必要だと本当に思います。
さぁ!準備万端で旅行へ行きましょう!