大手運送会社の日本通運は、子会社の日通旅行とエヌ・ティー・エス（NTS）の営業を3月31日をもって終了し、会社を解散することを決めました。一般の方にはあまり聞き慣れない旅行会社ですが、日通旅行は国内外の団体旅行を中心に取扱い、NTSは、‟ホールセラー”という、平たく言えば「海外旅行商品の問屋さん」で、両社とも弊社から見ればかなりの大手旅行社です。その日通旅行とNTSが、会社を解散するということだそうです。理由は、「日通グループ経営計画2023」で策定した「コア事業の成長戦略」「日本事業の強靭化戦略」を推進する上で、旅行業界を取り巻く環境の悪化、事業の選択と集中の観点から清算を決めたそうです。
日通旅行はルックワールドという海外旅行ブランド名に聞き覚えある方もいらっしゃるかも？海外旅行、特に海外スポーツ観戦ツアーや語学留学商品ではけっこう取扱い多かったかと思いますが、主力の海外旅行の回復がまったく見込めない現状、仕方ないかと思います･･･。
そんな大手旅行会社が業界から撤退、会社整理とはかなり悲観的なニュースではありますが、NTSは海外旅行商品仕入れ業者として、サラリーマン時代にけっこう利用していましたが、海外航空券のオンライン予約可が進んだので、利用する機会がありませんでしたが、日通旅行は弊社が❝得意❞とする自治体入札仕事での強力な競合相手でした･･･。
某自治体の入札会場で、競合相手が「JTB〇〇支店」、「近畿日本ツーリスト○○支店」が競合だと、負ける気がしません、むしろ「ラッキー！」と会場で❝にやけて❞しまうくらいでしたが、地元の「〇海国際旅行」と「日通旅行」が競合相手だと、入札会場で入札価格を書き換えたりすることもありました･･･。ということは、今後入札の強力な競合相手が一社減るということですので、これは❝チャンス❞です！
新年度の入札依頼が待ち遠しいです！(笑)
もちろん、新たに競合旅行会社が参入しているかも知れませんが、新年度は新型コロナウイルスの影響ができる限り少なくなれば･･･。ピンチの後にはチャンスがきっと来る！･･･、ハズですよね。
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