今年の上半期の総仕上げ・・・、のはずのグランプリ、宝塚記念!ですが、例年のことですが、今年もGⅠウイナー3頭のみと、ファン投票1位のクロノジェネシスが出走しますが、なんとなく大阪杯の方が豪華メンバー・・・。季節柄この時期にグランプリレースを開催するのは個人的にどうにかならないかなぁ?とずっと思ってはいます。4歳以上に出走が限られているのに、どうしてダービーの翌週辺りくらいに開催できないのかな~?と思います。
阪神・芝2,200m(内回り)
ホームストレッチのポケットからスタートして、1コーナーに向かっていくコース形態。直線半ばで1回目の急坂を上る。1コーナー→2コーナー→バックストレッチとほぼ平坦で、3コーナーの途中から4コーナー→直
線の半ばまで緩やかに下っていきます。直線距離は359.1メートル。残り約190メートルから70メートル付近のゴール付近に2回目の急な上り坂が待ち構えています。終始息が入りづらく、脚をためにくいコースと言われています。ジャパンカップやクラシックレースとは異なる距離で、季節柄タフな馬場になることも多く、馬力を競うレースになりやすく、宝塚記念でGⅠ初タイトルを獲得するケースも多い。
◎本命 7枠10番 カレンブーケドール
デビュー以来15戦して5着以下の掲示板を外したことがない安定感。2019年4月のスイートピーステークス以降勝ち星には恵まれていませんが、牝馬限定GⅠで2着2回、古馬牡混合のGⅠ競争2~5着が各1回ずつと、間違いなくGⅠ級の能力は持ち合わせている5歳牝馬。前走5月2日の天皇賞でもコンマ5秒差の3着。クロノジェネシスとの対戦ではずっと後塵を拝してきましたが、戸崎騎手も3回目の騎乗。何とかしてくれないか?
○対抗 5枠7番 クロノジェネシス
世界的な大レース、ドバイシーマクラシックで昨年のフランスダービー馬を抑えて単勝1倍台に支持された馬ですので、実績を考慮すれば、当然本命印◎なんですが、最近のトレンドにもなりつつある、前走海外競馬からの国内GⅠ直行。不安は特にありませんが、さすがにマークもきつくなると思います。レイパパレの前走も強烈なインパクトでしたが、やはり出走メンバーの中で単純比較では、普通に走れれば、間違いなくこの馬が一番強いと考えるのが自然です。が、阪神競馬場の内回りコース、ほとんどの騎手がこの馬を負かすべくレースを進めると思うので、ルメール騎手のジンクス関係無く、対抗視します。
▲単穴 6枠9番 アリストテレス
直近2走がこの馬の本来の力なのか?昨年の3冠馬コントレイルを菊花賞で追い詰めた実績が注目されがちですが、残念ながら不得意な馬場だったかも知れませんが、そのコントレイルが前走レイパパレとモズベッロにまで後塵を拝するという結果。もちろん弱い世代とは思いませんが、現牡馬4歳世代より、現5歳牝馬世代の方が単に❝強い❞のでは?という結論。とは言え、古馬重賞AJCCを4歳初戦で取ってますので、武豊騎手にすべてを任せてどこまで・・・?最終追い切りで一番よく見えたのはアリストテレスです。
△連下 2枠2番 レイパパレ
もう少し上位の予想でも良かったかも知れませんが、週中での予想ほど、馬場も悪くならなそうなのと、前走がハマリ過ぎた感があるのと、週中では台風の影響もあり、相当量の雨が降るとの予報だったのに、30~20%って・・・(;^ω^) 調教は栗東坂路で800m単走追いで51.6とかなりの好時計。それでいて調教後の馬体重が前走比+20㎏、加えて前走と違う馬場状態での力関係がカギ。本命視までの根拠に足りないと思い連下。
✕穴 8枠13番 キセキ
2年連続このレース2着の実績馬。しかしながら昨年は1着のクロノジェネシスに離されること6馬身、一昨年はリスグラシューに3馬身離されています。一昨年のこのレースの出走メンバーは今一つですが、昨年は文字通り上半期のグランプリと呼ばれるにふさわしいメンバーの中での2着。2年連続2着と言えども鵜呑みにし良いのか判断しにくい成績。厩舎コメントもそれなりに自信ありで調教もパワフルさがズバ抜けて良く見えました。
その他
7枠11番 モズベッロ
重馬場でなければ用無しと切って捨てるにはGⅡ、GⅠ実績があるので軽視できませんが、2着までに入るイメージが湧きませんのでした。
8枠12番 ミスマンマミーア
モズベッロと同様2着までに入る・・・、ことは無いと思います。
この動画の評価と同じ見解だと、かなり嬉しくなります。毎回参考にしています。