世界自然遺産への登録を目指しておられる、鹿児島県の奄美大島と徳之島、加えて沖縄県の沖縄本島北部と西表島にある森林などについて、ユネスコの諮問機関／国際自然保護連合（ＩＵＣＮ）は、世界自然遺産に登録することがふさわしいとする勧告をまとめました！すなわち、今年の世界遺産委員会で世界自然遺産に登録される公算が極めて大きくなりました！
正直な感想とすれば、ピンッ！ときません…(*_*;。と言うのも、まず屋久杉で有名な屋久島が世界遺産に登録されて約30年、旅行商品としても屋久杉を体感するトレッキングツアー商品も多く、かなりメジャーな観光地なのに対して、すいません単に勉強不足なだけですが、奄美大島、徳之島に関したイメージが特にわかなくて…、確か以前（コロナ禍発生前？）関西空港✈奄美大島間をピーチがバニラエアの後継として就航していたと思いますが、コロナ禍が原因なのかもわかりませんが、現在は運休路線となっています。奄美大島へはダイビングをされるお客様が多かったと思いますので、この世界遺産勧告を受けて夏休みくらいからピーチの運休も解かれれば、活況を呈するかもですね。あまみ大島観光物産連盟 ホームページもご覧ください！
徳之島は…、徳之島空港へは鹿児島、奄美大島、沖永良部の鹿児島県内の路線があるだけらしく、東京や大阪からは鹿児島空港経由が一般的かと？やはり海が観光の中心となるかと思います。詳しくはコチラをご覧ください！奄美群島のPR動画見つけました。ご参照ください！
続いて沖縄県沖縄本島の北部地域と西表島ですが、西表島は「うんうん、なるほど」と後述しますが世界遺産のイメージあります。むしろ「そう言えば世界遺産登録されてなかったね」って思うほどですが、本島北部？？？ナニがあったっけ？辺戸岬（ヘドミサキ）と大石林山（ダイセキリンザン）？も含まれているようですが、大まかには本島北部一帯の森林などが対象のようです。以前にプライベートで辺戸岬は行ったことがるのですが、けっこう何も無いところです（すいません）。ですが、太平洋にせり出した岬からの眺めは迫力ありました。そうそう、世界遺産ですが、国の天然記念物かつ絶滅危惧種ヤンバルクイナが生息する手つかずの森林が評価されたようです。ヤンバルクイナって本島に生息してたんですね。西表島固有種と思ってましたコレも勉強不足。こちらも動画をどうぞ！
最後は沖縄県西表島。西表島は❝東洋のガラパゴス❞と称される自然豊かな島で、沖縄県では沖縄本島に次ぐ2番目の大きさの島です。ってことは石垣島や宮古島よりも大きいてことで意外じゃないですか？島野ほぼ全域が西表石垣国立公園に指定されています。よくある旅行パターンは、石垣島を宿泊拠点に据えて、竹富島、西表島を日帰りで3島ほどめぐるツアーが一般的です。西表島にもリゾートホテルなど宿泊施設はありますが、宿泊までされるお客様はそれほど多くはありません。西表島と言えばイリオモテヤマネコを連想されるかとも多いと思います。詳しくはコチラをクリック！
それと仲間川のマングローブクルーズでは？カヌーでめぐるエコツアーなども人気です！
世界遺産に登録されると、「開発が進み、観光地化してしまう」などの懸念を抱かれる方も多いと思います。実際石見銀山などは普段の市民生活に差支えが生じてしまった例があります。しかしながら、世界自然遺産はその逆で、「今の自然を残す」、「環境保全」が最大目的ですので、今以上の開発の手が入ることを止めたり、過大な観光地化を防ぐことができます。地元は当然日本国内をはじめ、世界各国からの観光客を見込むでしょうが、商業利用には現状以上の厳しい制約制限が入りますので、文化遺産の維持以上に、広範囲に渡る自然遺産の維持はかなり難しいと言えます。
とにもかくにも、日本に自然遺産が増えることは喜ばしいことに変わりなく、このブログを書きながらも、行ったことのない奄美大島、徳之島、もう一度とは言わず行きたい沖縄。ヤンバルクイナの保護施設があることも今回初めて知りましたので、ぜひ訪れてみたいですし。西表島を含む八重山諸島、竹富島もう一回は行きたいです。少し外れますが、日本の有人島としては最南端ので、南十字星が見れる波照間島、行きたいところは日本国内にまだまだありますね！
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