3日目は黒川温泉から阿蘇山の東側を通る形で高千穂までのドライブコースをご提案しました。この日のおススメポイントは阿蘇神社でした。阿蘇神社のほとんどの社殿が被害を受けた2016年の熊本地震。地震直後に1日だけ復興ボランティアとして熊本へ行きました。その時見た倒壊した本殿の印象が・・・。今はかなり復興しているようですが、2016年5月3-4日の熊本現地の写真をいくつか掲載しますので、ご覧ください。
阿蘇神社へお客様が訪問されたかはわかりませんが、発生から5年経った今も完全復興していない熊本の現状をドライブの道中、ご覧いただく機会もあったと思います。
3泊目は高千穂をご提案しました。神々が住む里と呼ばれる高千穂。高千穂にお泊りいただきましたらぜひ、高千穂神社の夜神楽をご鑑賞ください。高千穂の夜神楽は国の「重要無形民俗文化財」に指定されており、高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時より1時間、三十三番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」を公開しています。基本的に1年365日毎晩鑑賞いただけます。各集落の神楽の舞手が交代で奉納する本格的な舞が人気です。
高千穂神社は約1900年前の垂仁天皇時代に創建され、高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。境内には、源頼朝の代参・畠山重忠手植えの樹齢約800年の「秩父杉」や、二本の杉の幹が一つになった「夫婦杉(めおとすぎ)」がそびえています。この夫婦杉の周りを大好きな人と手をつないで3回廻ると幸せになるといわれています。
また、高千穂と言えば貸しボート!ボートは事前にご予約いただくことはできますが電話では無くネットでの予約のみですのでご注意ください。
ご予約はコチラ。
4日目は高千穂から阿蘇の南側をドライブいただき熊本城経由で天草へ。行程表には大まかに阿蘇山南側とだけ記載していますが、阿蘇山南側高森でのご昼食に高森田楽の里がおススメです。囲炉裏を囲んでの田楽料理は目にも美味しいと思います。熊本城にもお立ち寄りいただき、4泊目のお泊りは天草でした。地震から少し後、添乗で熊本を訪れた際、現地のバスガイドさんは「熊本城の完全復興は20年かかると言われている」とおっしゃっていましたが、地震から5年で、天守閣内部の見学ができるまでに復興されたようです。
4泊目は天草で、お客様にてお手配いただいた「天草 天空の船」でした。このお宿も存じ上げていなかったので、ホームページを検索させていただくと、すごくスタイリッシュな、最近の❝流行り❞に乗ったような感じで「価格的にも良いお宿だと思いますよ」とはお伝えしたものの、当初のプランではこの宿に2泊のご予定でした。なので、「2泊するに何か理由ありますか?」失礼にも質問しますと、「とくに理由はなくて、ゆっくりした方が良いかと思って…」とのご回答でしたので、「でしたら、2泊は手持無沙汰でもったいないので、1泊にしましょう」とお話しさせていただいて、最終泊は博多のヒルトン福岡シーホークへ。
もちろんお客様たってのご希望であったり、明確な目的があってならば良いのですが、やはり旅行のプロにご相談をいただいていますので、お金の損得だけでは無く、現地での時間の過ごし方まで配慮させていただいた上で行程を組ませていただきます。どんなに楽しみにしていたご旅行、訪問地であっても、時間を持て余してしまうことはよくあることなので、そのあたりまでもお客様とご相談させていただき、最終泊は福岡とさせていただきました。
博多では奥様がお楽しみされていた、海の中道公園の❝青の絶景ネモフィラ❞を鑑賞に!約120万本ものネモフィラが出迎えてくれました!また大宰府天満宮へのお詣りでご旅行を締めくくっていただきました。
ルートのおさらい。
A:博多駅…レンタカー配返車地。
B:呼子…いか料理はオススメ!日本三大朝市「呼子朝市」も有名!
C:船小屋温泉…樋口軒、オススメです!
D:日田…旧天領地。昔のたたずまいが残り、散策にはうってつけ!
E:黒川温泉…温泉街全体が一つの旅館のよう。
F:高千穂…神々の住む里。夜神楽をぜひ!
G:天草…一年通していつでも海の幸山の幸の旬の食を楽しめます。
「良い思い出ができた」とのお言葉をいただきました!(^^)!
コメント